NEWS ニュース

食育活動の充実による保育品質向上、保護者支援を目指す保育園「食育コンテスト 2021」を共同開催

子育て支援事業最大手 JP ホールディングスのグループ企業で給食の請負事業を手掛ける株式会社ジェイキッチンは、株式会社学研ホールディングスのグループ企業である株式会社学研ココファン・ナーサリーと共同で保育園での食育活動の更なる充実を目的とした「食育コンテスト 2021」を開催し、2022年3月末に結果発表を行いました。

「食育コンテスト 2021」開催の目的

当コンテストは、「保育園でも家庭でも行える食育の取り組み」をテーマに、当社グループと学研ココファン・ナーサリーが全国で運営する254園の保育園を対象として開催されました。職種を問わず園単位での参加とし、食育視点での保育品質向上、また家庭での食育促進支援を目的に実施しました。

「食育コンテスト 2021」開催の背景

「食育」への認知度、関心が高まっているなか、両社とも食育活動を重要な取り組みとして位置づけ、各園で推進しています。こうした各園での取り組みを共有し、顕彰することにより、従業員のモチベーションアップ、食育品質向上を目指しました。

また、コロナ禍でイベントの中止が相次いだこともあり、こどもたちや保護者に対し、気持ちが盛り上がるようなことを企画したいという声もあり、今回のコンテストが実現しました。

園で人気があった取り組みが最優秀賞に

当コンテストでは、「食育はハードルが高いものではなく、身近なもので気軽に取り組めることが大切」という考えから、食材の他、牛乳パックや段ボールなど園でも家庭でも準備しやすい身近にあるものを材料とすることを応募条件にしました。各園でこどもたちが楽しめるように工夫を凝らした「栄養素を登場人物にした食育劇」「野菜を使った草木染め」「郷土料理を作った後に遊ぶ郷土をテーマにしたカルタ」など、様々な30の取り組みの応募がありました。最優秀賞には、アスクくらまえ保育園の「オンライン親子クッキング」とココファン・ナーサリー等々力の「コロコロサラダ作り」が選出されました。

【アスクくらまえ保育園の「オンライン親子クッキング」】

【ココファン・ナーサリー等々力の「コロコロサラダ作り」】

「オンライン親子クッキング」はコロナ禍の中でも親子で楽しんでもらいたいと行っていた取り組み、「コロコロサラダ作り」は、こどもたちに少しでも野菜を好きになってもらえるような食育活動をしたいと行った取り組みで、最優秀賞は、このコンテストのために考えた内容ではなく、園で今まで実施してきて、こどもたちや保護者に人気があったものでした。
今回のコンテストについては、応募があった取り組みを食育活動の事例として、当社グループと学研ココファン・ナーサリーが運営する保育園の保護者に紹介する他、外部への発信も行っていく予定です。

JPホールディングスグループは、「楽しく食べよう・豊かな人間性を育もう・五感を使って味わおう」を目標に、今後も「給食」「クッキング保育」「野菜の栽培」などの食育・食農活動を通じて、彩り・香り・食感・音・味などで五感を刺激する体験をこどもたちに提供してまいります。

「食育コンテスト2021」結果

株式会社学研ココファン・ナーサリーについて

2008年設立、学研グループの子育て支援事業企業です。

「誰ひとり取り残さない」「保育と教育を両立させた施設」「子育て世帯が安心して子どもを預けられ、働き続けられるための仕組みと社会」づくりを目標に、保育園、児童発達支援施設、学童保育施設の運営を主軸に事業を展開、運営施設は全体で71施設(2022年4月1日 現在)。

https://nursery.cocofump.co.jp/

PDFダウンロード
PAGE TOP